第16回 JBCF 舞洲クリテリウム

自分にとっては今シーズンの実業団初戦であり、
クラスタE2での初戦でもあります。


目標は表彰台、順位にこだわったレースにするつもりでした。


レースは1周回約900m、25分+2周回で競います。
5周回ごとにポイント周回となりますが、このポイントは勝敗に関係なく、
このレース限りのポイント賞=賞金となります。


今回はこのポイントを取りに行く気はありません。
ただし、ポイント周回の動きをつかって展開をつくりたいと思っていました。


舞洲は平坦の楕円コースです。

完全に周囲を見渡せるので、マークする選手を決めて臨みました。
ACQUA TAMA、MUUR、EURO-WORKS、PURPLE MONKEY の計4選手です。


序盤、そこそこのペースではじまります。

最初のポイント周回、逃げ集団をつくる目的でかましアタックをしますが、
ノーマーク選手だけに黙認されます。
足を使いたくなかったのでホームストレートでゆるめました。

このまま回し続ければ展開が変わっていたかもしれないと、後で反省。


中盤までは大きな動きはなく、マークした選手の動きに集中します。
消極的な作戦でしたが、穏やかなレース展開だったので結果的には◎でした。


決定的なアタックがないまま終盤へ。
途中、前をひかざるを得ない場面が何度かありましたが、まだ足は残っていました。


そしてラスト2周回。
一周回目は第1,2コーナーで少し遅れ気味でしたが、バックストレートで持ち直して一桁順位をキープ。

二周回目、第1,2コーナーの入りとバックストレートが勝負どころです。

バックストレート中ほどまでは先頭数名の位置をキープしましたが、
第3,4コーナー入りで左右を囲まれます。
集団がふらついたあおりで減速し、順位を落とします。

ホームストレートに入った段階で、前に7,8名見えました。
絶望的です。

スプリントでさらに何人かにさされ、結果11位。
スプリントのなさを痛感する幕切れでした。


本日の教訓。
スプリントがないなら先手勝負。


クリテはおもしろいですね。


速報リザルト
http://www.puchan.com/result/2012/maishima_1.pdf




photo:Hideaki.TAKAGI


photo:Hideaki.TAKAGI

カメラマン高木さんからのご厚意で写真をいただきました。
ありがとうございます。



E3で準優勝した神野さんとその後ろでこっそりする健斗。
近い将来、健斗を中心にチーム写真を撮る日が来るでしょうね。